ペストコントロールブログ 事務局の雑記帳

2018/10/16

岐阜での豚コレラや大分でのツマアカスズメバチ確認

それにしても、今年の春~秋は自然災害が多かったですね
ペストコントロール協会の対応としてピークは過ぎたものの、罹災した地域の皆様には、復旧・復興に時間もまだまだ必要であり、これ以上の災害はこないことを祈るばかりです。

さて、
我々ペストコントロール協会としては、自然の災害的なものとして、鳥インフルエンザ、豚コレラなどもあります。
近年発生する鳥インフルエンザには各地のペストコントロール協会が車両消毒に対応しています。

今年は、国内で26年ぶりとなる豚コレラも発生し、1ヶ月の間、岐阜を中心とした中部地区ペストコントロール協会が24時間体制で車両消毒を対応しておりました。
無事に移動制限が解除されたものの、野生イノシシからは広範囲で感染陽性反応がでており、警戒は解けませんね。

また、大分県でも先週、ツマアカスズメバチが県内確認されました。
昨年、大きな社会問題となったヒアリや、皆さんが忘れかけているデング熱(蚊)などもそうですが、外来生物の中には重大な問題を引き起こすものがあり、いつ侵入するかは予想できるものではありません。

見張ってばかりもいられませんが、せめて水際で食い止めて被害や定着を抑えたり、感染症であれば拡大を防止したりする一助となるために、全国のペストコントロール協会では対応の準備を整えています。

何もないほうが良いんですが。
大きな災害もウイルスも外来生物も問題にならない年っていうのが今後来るのか、、、と考えると、なかなか想像できないのが現実なんですよね・・・

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