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用語解説

か行

感染症予防衛生隊

有害生物や感染症から、人と社会を守るため、多くのペストコントロール協会で組織されています。

家畜伝染病(高病原性鳥インフルエンザ、口蹄疫、PED豚下痢症など)のまん延防止。
食中毒菌(腸管出血性大腸菌O-157、ノロウィルス)の消毒。
デング熱、SFTSその他感染症発生時の蚊やマダニ等媒介生物の防除につき、迅速かつ適切に対応できるよう日ごろから講習会や訓練を実施しており、行政からの緊急要請を受けて感染症の初期制圧のため防疫活動を行います。

また、地震・台風;集中豪雨・津波の被災地などでも多岐にわたって活動しています。

駆除

害虫が大量発生し、制圧するために殺虫する等はこれにあたります。

建築物衛生法

正式名称は「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」。
特定建築物における衛生的環境の確保を行うために様々な定めがあります。

た行

特定建築物

興行場、百貨店、集会場、図書館、博物館、美術館、遊技場、店舗、事務所、学校(研修所を含む)、旅館のいずれかの用途(特定用途)で使われている建築物で、特定用途部分の面積が述べ3千平方メートル以上のものを指します。
ただし学校の用途では述べ8千平方メートル以上となります。

は行

ペストコントロール

“ペスト”とは病名のペスト以外にも「有害生物全般」を意味し、“コントロール”とは文字通り制御を指します。
人に有害な生物の活動を、人の生活を害さないレベルまでに制御する技術を「ペストコントロール」と言います。
様々な生物の生態や薬剤や防除方法全般の知識が必要となります。

同じペストコントロールでも、プロフェッショナルとそうでない者とでは、提案内容や施工技術に歴然とした差が出ます。

防除

有害生物を防ぐこと/取り除くこと両方を指します。

現在発生して問題となっている有害生物を駆除した後、または同時に、再発防止として進入防止策や発生源対策等を施すということが、基本的なペストコントロールの流れです。

や行

有害生物

“有害生物”の学術的または法律的定義はありません。
自然界には様々な生物が存在しますが、これらにより人の健康や経済活動等に悪影響が生じた場合、その原因生物を総称として「有害生物」と呼んでいます。
恐ろしい伝染病を起こすウイルスや菌などの一部の微生物をのぞいて、ほとんどの生き物はもともと有害生物という訳では無く、様々な生物が時と場合により、人に対しての有害生物となります。

I

IPM(アイピーエム)

「総合防除」の意味です。
「総合」とは、様々な防除対策を組み合わせて行うという事で、薬剤偏重による環境への悪影響を低減すると共に、より効果的な防除を目的とした手法です。
具体的には、予め防除対象生物や場所ごとに「維持管理基準」を定め、事前調査により問題点や維持管理基準を超える場所をその都度見定め、状況に見合った最適な防除対策を実施し、実施後にはその効果をきちんと判定します。

単純に殺虫剤を使わないというのではなく、その場の状況をよく観察して、先ずはどこまで有害生物を減らせば実際の害を防げるレベルになるのか、どんな対策の組み合わせが良いのか、それはいつ行うべきなのか、などをきちんと計画してから実施する必要があり、それには有害生物それぞれの習性やさまざまな対策の知識を正しく学習しなければなりません。
知識と技術を併せ持ったペストコントロールの専門家でないとIPMはできないのです。

J

JPCA(ジェーピーシーエー)

Japan Pest Control Association = 日本 ペスト コントロール 協会 の略称です。

P

PCO(ピーシーオー)

トップページでご説明している「ペストコントロール」に、従事者を意味する「オペレーター」、または施工を意味する「オペレーション」をつけ、その頭文字をとって、ペストコントロール事業者やペストコントロール従事者のことをPCO(ピーシーオー)と呼んでいます。

ペストコントロール部分だけを略して「PC業者」などと呼ばれることもあります。
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